必殺也要完結篇了@@
koki辛苦你囉~~~!!!

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ジャニーズ事務所で、これほど時代劇が似合う風貌のアイドルが、かつていただろうか。最終話を迎えたテレビ朝日系「必殺仕事人2009」(26日午後9時)で、仕立屋の匳(れん)を演じてきたKAT-TUNの田中聖(23)のことだ。

 松竹京都撮影所で長らく必殺シリーズを手がけてきた石原興監督(69)がこう評する。

 「田中くんはヤンチャや言われてるけど、ハングリーで繊細。陰で独りで鏡を見て、どこがいいか、どんな顔がいいか、勉強している子。若いころの緒形拳さんや山崎努さんの雰囲気がある」

 しつけ糸で悪人の首を絞める匳は、丸刈りにピアス、ブレスレット、アンクレット(足首の飾り)と異様さが漂う。何を考え演じたか。田中が明かす。

 「迫力のある目が一番大事と思った。当たり前ですが、殺しって慣れてないでしょ。撮影前には殺してやる、殺してやる、死ね、死ねってブツブツ言ってました」

 その一方で、役柄同様に針仕事を得意とする。

 「中学3年生のときから、いつも裁縫道具を持ち歩いてます。ボタンが取れても付けられるし、好きなリメイクをやりたい、と思ったときすぐその場でできる。後になってからは絶対、やらないんで(笑)」

 どんな少年時代を過ごしてきたのか。

 「ピアノと空手と水泳をやっていました。水泳は5人兄弟みんなで。空手は10歳上の兄の影響で始めました。おなかが痛く空手を休んだときは親父に『仮病使うんじゃない』って殴られたことがあります。食事では、はしの使い方が悪かったり、ひじをついたりしてよく殴られた。親父は怖かった」

 その父の鉄拳にストップを掛けた母がオーディションをすすめたという。履歴書を見た社長のジャニー喜多川さんから直接、声を掛けられた。

 「『適当な写真ですみません』って謝ったんです。だって、風呂上がりで漫画を読んでいるところをオフクロに呼ばれた“自然な”顔でしたから」

 ジャニーさんは、ひとこと「YOU、すっごくいいね」と迎え入れた。以来、アイドル活動は11年目を迎えた。

 父は、未だ息子をほめないが、「必殺」は欠かさず見ているという。5年前の正月にはショックなことがあった。「家中でお年玉総取りの腕相撲をやったんです。そしたら、オヤジに勝っちゃって…寂しかった」

 その父は19歳で親になったが田中の結婚の予定は?

 「人としてできあがってないから無理です。まだ親になりたくない。それより次は、いじめられっ子とか、殺人鬼の役をやってみたい」

 ■たなか・こうき 1985年11月5日、千葉県生まれ、23歳。98年6月20日、ジャニーズ事務所入り。第13回から出演する「2009必殺仕事人」で先輩の東山紀之、松岡昌宏と共演。収録の合間は、いすに座る2人の脇で起立して、耳を傾ける。



資料來源:日本奇摩http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090626-00000010-ykf-ent

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